こんにちは!再婚専門結婚相談所『リスタート』の鈴木です!今回はバツイチ子持ちだけど再婚がしたい!事実婚のメリットとは?についてお話していこうと思います。 私は再婚専門結婚相談所を運営しているので、お子さんがいらっしゃる会員さんもたくさんいます。シングルマザーやシングルファザーの方の成婚実績もありますので、お子さんがいらっしゃる方の再婚や事実婚に関しては人一倍知識と経験があると自負しています。 そこで今回は、リスタートの会員様の再婚活の事実を踏まえてお話をしていけたらと思います。もしよかったら最後まで見て頂けると嬉しいです。
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そもそも事実婚とは?

そもそも事実婚という言葉は最近よく聞きますが、しっかりとどういうものか理解はされていますでしょうか? 事実婚(じじつこん)とは、法的な婚姻手続きを経ずに、事実上夫婦関係を結んでいる状態のことを指します。つまり、法的な婚姻登録を行わずに同居し、経済的・感情的な面で夫婦としての関係を継続している場合を指します。 事実婚は法律上の夫婦関係とはみなされませんが、一部の国や地域では、法的に認められる場合もあります。しかし、法的な夫婦関係と異なり、事実婚では法律上の特典や保護を受けることができないことが一般的です。 事実婚の法的な扱いは国や地域によって異なります。一部の国では、事実婚を法的に認め、パートナーシップ登録や共同生活契約といった形で一定の法的保護を提供しています。しかし、他の国では事実婚をまったく認めず、法的な権利や保護を提供しません。 事実婚の解消は、通常の法的な婚姻解消手続きを経る必要はありません。ただし、共有財産や子供の親権など、関連する問題については、法的な手続きが必要になる場合があります。 事実婚を選ぶ理由は、個人の状況や考え方によって異なります。法的な手続きや婚姻登録に伴う費用や手間を避けたり、結婚に対する意味や価値観を重視しない場合などがあります。ただし、事実婚の場合は、法的な権利や保護を受けることができないため、慎重に検討する必要があります。

事実婚はどのような人におすすめなのか?

事実婚は、以下のような人々におすすめされる場合があります。
  1. 結婚の法的な手続きや費用を避けたい方 結婚には婚姻届の提出や手続き費用がかかる場合があります。法的な手続きを行わずに夫婦関係を結ぶことで、手間や費用を省くことができます。
  2. 結婚に対する形式的な意味や価値観を重視しない方 結婚は一般的に法的な契約としての側面を持っており、形式的な意味や社会的な期待が絡んできます。事実婚では、法的な結びつきを持たずにパートナーとの関係を継続するため、結婚に関わる価値観や社会的な要素に拘束されずに自由に生活することができます。
  3. 法的な権利や保護よりも個別の合意を重視する方 結婚には法的な権利や保護が付随しますが、事実婚ではそれらを享受することができません。しかし、パートナー同士が個別に合意を築き、経済的・感情的な問題について合意関係を構築することで、事実婚でも充実した関係を築くことができます。

実際に事実婚を選んだ方のエピソード

事実婚とは何か、どのような人におすすめなのかを話してきましたが、結局のところどんな人が事実婚を選んでいるのか気になりますよね。そこでリスタートの会員さんの話をしていきたいと思います。 これまでたくさんの方の成婚退会に立ち会ってきました。成婚退会する方の中にはお互いで話し合って事実婚を選んで退会される方もいらっしゃいます。事実婚を選ぶ方のほとんどがひとり親の方です。

1.事実婚を選んだシングルマザーの方の話

この方は3歳と5歳のお子さんがいらっしゃる30代のシングルマザーの方でした。入会当時は事実婚を特に希望はしておらず、素敵なパートナーを見つけられたらとおっしゃっていました。 このように入会当時から事実婚を考えている方はほとんどおらず、素敵な相手が見つかって今後のことを話し合っていく上で事実婚という選択肢が浮上するというような方がかなり多いです。 この方はお子さんもいらっしゃるので積極的に活動はできず、月に1人ずつぐらいのペースでゆっくりと活動をしていました。途中でお子さんの小学校入学の関係で休憩をされたりと、トータルで言うと2年近く活動をして頂いていました。 活動1年経過したあたりで、シングルファザーの方とお見合いが決まりました。シングルファザーの方はかなり割合的に少ないのですが、ちょうど入会したばかりの方がいてお見合いを組むことができました。 お見合いではお互いひとり親ということもあり、子育ての話がメインで盛り上がったとのことでした。お見合い後に会員様から、子供に対する考えだったり育て方のイメージがかなり似ていて凄く好印象だったとお話頂きました。 お相手も同じ気持ちだったようで、お見合いは大成功でシングルファザーの方との交際が開始しました。その後何回かお会いしていってお互いが好意を持ち始めていき、真剣交際まで進むには時間がかからなかったです。 真剣交際に入って初めて、成婚退会したらどうするのかを話し合っていただきました。一緒に住むのか、仕事はどうするのか、子供たちにはいつ会わせるかなどです。そういった話をしていくうちにお互いが自分の生活環境を変えることは難しいという判断になりました。 これはお互いがお子さんのことを1番に考えた結果だと思います。そこでお二人は成婚退会後も入籍はせずに良きパートナーとして関係を続け、お子さんが大きくなり家を離れたら入籍をしようと決めました。 つまり、入籍はいずれはしますがそれまでは事実婚という形でお互い支えあえながら関係を続けていこうという結論になったのです。シングルマザーの方は国から補助なども出ているため、再婚して引っ越すよりも今の環境のままの方がお子様のためになると考えられたそうです。

2.事実婚を選んだシングルファザーの方の話

続いてはリスタートで成婚退会されたシングルファザーの方の話です。この方は小学生と中学生のお子さんを持つ40代の男性でした。 ご両親と一緒に暮らされていて、仕事中は基本的にはご両親がお子さんを見てくれてるといった状況の方でした。食事も基本的にはご両親が作られているとのことです。 そのため、この男性はかなり積極的に活動をされていて毎週末のようにお見合いをして頂いてました。ただ、シングルファザーの方はなかなかお見合いが組めないのが事実で、たくさん申し込みを頂いて、ようやく週に1人ずつのお見合いが組めるといった内容です。 入会から3か月経過した際に、2歳年上のシングルマザーの方とお見合いが決まりました。お相手は早くから子育てを経験されており、お子さんが成人したことをきっかけに結婚相談所へ入会されたそうです。 お子様をしっかり育て上げたその女性に対して、男性は魅力と同時に尊敬できる女性だと感じたそうです。無事交際となり、お二人で関係を深めていっていただきました。 ある日、お相手女性に仕事を辞めて実家に来てほしいと伝えたそうです。すると女性は仕事は辞めたくないし、男性の実家に住んで、男性がいない時間がほとんどの生活を考えると前向きには考えられないとのことでした。 女性の離婚理由が相手の姑さんとの関係が原因の1つだったということもあり、男性側の実家に嫁ぐといった再婚は絶対にしたくなと考えていたそうです。 男性はその考えを理解して、尊重した結婚の形ができればと思い事実婚を女性に提案しました。先ほどの方と同じでお子さんが大きくなって実家を離れたら2人で住もうと決めたのです。

事実婚という落としどころがみんなを幸せにする

リスタートの会員様のエピソードも踏まえて事実婚に関してお伝えしてきました。私としては事実婚とはお互い家族がいる者同士でパートナーとして生きていくための落としどころだと思っています。 どちらかが我慢するのではなく、お互いが納得の上、それぞれの家族を大事にしつつもパートナーとして支えあっていく。そういったみんなが幸せになれるような落としどころが事実婚なのだと思います。 入籍は紙切れ1枚と言ってしまえばそれまでで、本当に大事なのはお互いの心がしっかり繋がっているかだと思います。もちろんいざとなったときに緊急の連絡が入らないなどの不安はありますが、そのあたりも納得の上で進めていけばいいのです。 シングルマザーやシングルファザーの方は恋愛してはいけないといった意見も中にはあると思います。私としては両立できるのであれば親として、また女として(男として)も素敵な毎日が送れるように頑張るのは素敵なことだと思っています。 事実婚という選択が一般的になってきているのもこういった考えの方が増えてきているからだと感じます。事実婚のメリットとはお互いの家族が幸せでい続けられる選択となるから、だと感じました。 もちろんお子様が小さい場合は、入籍をして家族となって過ごしていくという決断をされる方も多いです。どちらが正解というのではなく、選択肢の1つとして考えていけるといったものになります。 色々な選択肢がある現代ですので、お子様がいても恋愛をしていってもらえたら嬉しいです。あなたが幸せそうにしている姿を見てお子様も幸せに感じてくれます。頑張ってください!